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昭和大学研究者情報・業績集

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研究者情報

百々 悠介
DODO Yusuke
医学部薬理学医科薬理学
旗の台校舎
大学院生
Myelin Protein Zero(P0)遺伝子改変メダカを用いたin vivoでの骨折治癒過程における髄鞘の機能解明
骨折、mpz、骨芽細胞、再生
整形外科、薬理学
髄鞘はグリア細胞の一種で神経細胞に巻き付くように局在し、神経伝達や神経新生に関連することから、組織の修復に重要な役割をもつと予想される。しかし生体内における髄鞘の動態は詳しくわかっておらず、髄鞘が神経細胞にどのように分布し、局在を変化させるのかわかっていない。今回、組織が半透明であるメダカにおいて、髄鞘で特異的に発現するmpz (myelin protein zero)遺伝子のPromoter下流でGFP(緑色蛍光タンパク質)を発現する遺伝子改変メダカを作製したところ、脳、脊髄、側線、末梢神経である尾鰭の鰭状骨で緑色に発現する個体が得られた。組織修復における髄鞘の動態を調べるために骨折損傷を行うと、mpz陽性細胞は骨折近位部に集積し、アセチル化チューブリン陽性の神経に沿って骨折周囲を移動していることがわかった。また骨芽細胞マーカー(osterix)の promotorにより骨芽細胞が赤色蛍光タンパク質(DsRed)で標識されるmpz -EGFP/osterix-DsRedダブルトランスジェニックメダカを作製し、骨折時における骨芽細胞とmpz陽性細胞の集積を観察したところ、mTOR 阻害薬であるラパマイシンによって骨芽細胞とmpz陽性細胞の集積の両方が抑制されたため、mTORシグナルの骨折修復への関与が示唆された。以上から骨修復における髄鞘動態が明らかになり、今後はその機能解明が期待される。
日本整形外科学会、日本宇宙生物科学学会、日本骨免疫学会、日本骨代謝学会
No. ▽ 刊行年月 ▼ 業績項目 ▽ 著者 タイトル・書名 ▽ 雑誌名/学会・シンポジウム名 ▽ 巻 ▽ 号 ▽ 開始ページ ▽
1040600 2021-01 学術雑誌論文(学外) HOSONUMA Masahiro
SAKAI Nobuhiro
FURUYA Hidekazu
KUROTAKI Yutaro
SATO Yurie
HANDA Kazuaki
DODO Yusuke
ISHIKAWA Koji
TSUBOKURA Yumi
NEGISHI-KOGA Takako
TSUJI Mayumi
KASAMA Tsuyoshi
KIUCHI Yuji
TAKAMI Masamichi
ISOZAKI Takeo
Inhibition of hepatocyte growth factor/c-Met signalling abrogates joint destruction by suppressing monocyte migration in rheumatoid arthritis. Rheumatology (Oxford)
60 1 408
1040671 2020-09 学術雑誌論文(学外) 畔津 佑季
百々 悠介
髙見 正道
茶谷 昌宏
新しい医療技術 メダカからひも解く骨の科学 整形・災害外科
63 10 1417
1037209 2020-04 学術雑誌論文(学外) DODO Yusuke
CHATANI Masahiro
AZETSU Yuki
HOSONUMA Masahiro
KARAKAWA Akiko
SAKAI Nobuhiro
NEGISHI-KOGA Takako
TSUJI Mayumi
INAGAKI Katsunori
KIUCHI Yuji
TAKAMI Masamichi
Myelination during fracture healing in vivo in myelin protein zero (p0) transgenic medaka line. Bone
133 115225
1041200 2020-01 会議発表(論文・口頭) 百々 悠介
辻 まゆみ
木内 祐二
髄鞘を標識したメダカを用いた骨折治癒過程の解析
第5回日本骨免疫学会ウィンタースクール
1037583 2019-11 会議発表(論文・口頭) 三邉 武彦
芳賀 秀郷
百々 悠介
龍 家圭
船登 雅彦
稲垣 克記
三邉 武幸
アイスホッケー競技大会における外傷発生実態調査の分析
第30回日本臨床スポーツ医学会
1040666 2019-10 学術雑誌論文(学外) AZETSU Yuki
CHATANI Masahiro
DODO Yusuke
KARAKAWA Akiko
SAKAI Nobuhiro
NEGISHI-KOGA Takako
TAKAMI Masamichi
Treatment with synthetic glucocorticoid impairs bone metabolism, as revealed by in vivo imaging of osteoblasts and osteoclasts in medaka fish. Biomed Pharmacother
118 109101
1037545 2019-09 学術雑誌論文(学外) CHATANI Masahiro
MITSUHASHI Aiko
DODO Yusuke
SAKAI Nobuhiro
TAKAMI Masamichi
Hypergravity induces vertebrae and otolith deformation in medaka fish Biolo Sci Space
33 12
1040676 2019-09 会議発表(論文・口頭) 畔津 佑季
茶谷 昌宏
百々 悠介
髙見 正道
遺伝子改変メダカを用いたグルココルチコイドの骨代謝制御機構の解析
日本宇宙生物科学会第33回大会
1040675 2019-08 会議発表(論文・口頭) 畔津 佑季
茶谷 昌宏
百々 悠介
髙見 正道
宇宙滞在での骨代謝理解に向けたメダカグルココルチコイドの機能解析 (ポスターセッション)
文部科学省 科学研究費補助金 新学術領域研究「宇宙に生きる」2019年度 第1回全体会議
1029582 2018-06 会議発表(論文・口頭) 茶谷 昌宏
三橋 あい子
百々 悠介
畔津 佑季
坂井 信裕
工藤 明
髙見 正道
重力変化がメダカの硬組織に与える影響
第347回昭和大学学士会例会(歯学部主催)

日本骨免疫学会 優秀演題賞 髄鞘を標識したメダカを用いた骨折治癒過程の解析(2020年1月) 宇宙生物科学会 優秀発表賞 髄鞘を標識したメダカを用いた重力応答機構の解析(2019年9月)
2020東京オリンピック(セーリング競技)選手専用ドクター(ボランティア)ITU世界トライアスロンMedical Doctor(ボランティア)
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