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昭和大学研究者情報・業績集

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業績詳細

業績項目 学術雑誌論文(学内)
タイトル・書名 不安を抱え退院を拒む長期入院患者に対する退院支援―地域へ戻ることへの意志決定が促された4つのエッセンス―
著者
学部・講座・部門
施設
平井 尚子
2018  年度
病院 講座なし 統括看護部
2018  年度
烏山病院
著者
学部・講座・部門
施設
榊 惠子
2018  年度
保健医療学部 講座なし 保健医療学研究科
2018  年度
長津田校舎
雑誌名 昭和学士会雑誌
巻・号 78 巻      6 号
開始・終了ページ 開始 711  ページ /  終了  716  ページ
刊行年月 2018 年 12 月
言語 日本語
内容記述 精神科慢性期病棟A病棟は,1年以上の長期入院患者が約64%を占めており,この現状を改善すべく2015年度より多職種による退院支援強化の取り組みを開始した.本研究は5年8か月に及ぶ長期入院生活のなか,自宅退院に向けて援助を継続した事例である.退院への不安を抱える長期入院患者B氏の地域移行が,多職種連携による取り組みにより実現した.この取り組みにどのようなエッセンスや効果があったのか,退院支援の実践結果を明らかにし,今後の長期入院患者に対する退院支援への課題を検討する.効果的な支援のエッセンスを抽出したところ「フォーミュレーション」「自己効力感へのアプローチ」「退院支援ミーティング(第三者としての医療スタッフの加入)」「再入院の保障」の4つとなった.長期入院のB氏は病院という環境への慣れから持てる能力を十分発揮しているとは言えない状況であった.しかし,退院したいという意向を大事にして,多職種で各々の職種の特色を生かして支援することにより,B氏を退院に導くことができた.さらに長期入院患者の多職種退院支援の4つのエッセンスを今後の支援に向けた指標として明らかにすることができた.本事例では,第3者である医師の後押しが保護的な環境からの脱却の契機になっていたが,こうした第3者性をどのように活用していくかが今後の課題である.本研究における多職種とは,医師,看護師,精神保健福祉士,作業療法士,薬剤師,退院支援相談員のことである.
出版者 昭和大学学士会
ISSN 2187-719X
資源識別子URI http://researchers-achievements.showa-u.ac.jp/dispGyoseki/?item_id=1034713&item_no=1
査読 あり
論文種別 症例報告