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業績詳細

業績項目 学術雑誌論文(学内)
タイトル・書名 造血細胞移植用長期間保存臍帯血の品質に関する付属検体血の有用性の検討 
著者
学部・講座・部門
施設
小金澤 征也
2016  年度
医学部 小児科学 部門なし
2016  年度
藤が丘病院
著者
学部・講座・部門
施設
山本 将平
2016  年度
医学部 小児科学 部門なし
2016  年度
藤が丘病院
著者
学部・講座・部門
施設
金子 綾太
2016  年度
医学部 小児科学 部門なし
2016  年度
藤が丘病院
著者
学部・講座・部門
施設
外山 大輔
2016  年度
医学部 小児科学 部門なし
2016  年度
藤が丘病院
著者
学部・講座・部門
施設
池田 裕一
2016  年度
医学部 小児科学 部門なし
2016  年度
藤が丘病院
著者
学部・講座・部門
施設
磯山 恵一
2016  年度
医学部 小児科学 部門なし
2016  年度
藤が丘病院
雑誌名 昭和学士会雑誌
巻・号 76 巻      2 号
開始・終了ページ 開始 199  ページ /  終了  206  ページ
刊行年月 2016 年 04 月
言語 日本語
内容記述 造血細胞移植用臍帯血ユニット (以下,ユニット血) は,同時に凍結保存された付属の検査用臍帯血 (以下,チューブ血) を用いて細胞機能評価が行われている.通常,ユニット血は長期間凍結保存されていても利用可能と考えられているが,その品質の判定にチューブ血が使用できるかどうかの検討はなされていない.本研究では,長期間保存されたチューブ血がユニット血の造血能を反映しているかどうかについて検討した.保存期間が10年以上経過したユニット血,チューブ血それぞれ110検体を対象とした.それぞれの総有核細胞 (TNC) 数,CD34陽性 (CD34+) 細胞数,生細胞率,顆粒球マクロファージ由来コロニー (CFU-GM) 数,一部の検体でCD34陽性かつCD38陰性 (CD34+/CD38-) 細胞の割合,CD34陽性かつCXCR4陽性 (CD34+/CXCR4+) 細胞の割合を測定した.TNC,CD34+細胞数,生細胞率,CFU-GM数はユニット血で各々5.61±1.91×108個,1.23±0.91×106個,86.73±7.87%,1.46±0.89×105個,チューブ血で各々4.72±1.85×108個,0.91±0.72×106個,72.48±23.4%,0.55±0.62×105個 (p<0.001,p=0.0011,p=0.0011,p<0.001) でありチューブ血はユニット血と比較し,いずれも有意に低値であった.また,チューブ血において42/110 (38.2%) でCFU-GMが検出できなかった.そこで,チューブ血に対応するユニット血の各項目測定値をチューブ血CFU-GM検出群,非検出群に別に比較したが,すべての項目で有意差は見られなかった.チューブ血と対応するユニット血ではCD34+細胞数で正の相関関係を認めた (r=0.747).又,チューブ血のCD34+細胞数と対応するユニット血のCFU-GM数に正の相関関係を認めた (r=0.345).今回の検討から長期間保存されたチューブ血の造血能が低下していることが示唆された.CFU-GM非検出のチューブ血に対応するユニット血の造血能は維持されており,ユニット血の造血能を判定する因子としてチューブ血におけるCD34+細胞数がより重要であると考えられる.以上より,長期間保存されたユニット血の品質の判定にはチューブ血のCD34+細胞数が適しており臍帯血提供の可否を判断できる可能性があると考えられる.
出版者 昭和大学学士会
ISSN 2187-719X
資源識別子URI http://researchers-achievements.showa-u.ac.jp/dispGyoseki/?item_id=1023005&item_no=1
査読 あり
論文種別 原著