トップ > 業績詳細 

昭和大学研究者情報・業績集

お問い合わせ

昭和大学図書館 業績集係

e-mail: 
achieve[at]lib.showa-u.ac.jp
(2019.07.04~変更)

tel:03-3784-8042
 

業績詳細

業績項目 学術雑誌論文(学内)
タイトル・書名 急性腎障害に対する持続的腎代替療法施行例の記述的検討 
著者
学部・講座・部門
施設
髙安 真美子
2015  年度
医学部 内科学 腎臓内科学
2015  年度
藤が丘病院
著者
学部・講座・部門
施設
西脇 宏樹
2015  年度
医学部 内科学 腎臓内科学
2015  年度
藤が丘病院
著者
学部・講座・部門
施設
小向 大輔
2015  年度
医学部 内科学 腎臓内科学
2015  年度
藤が丘病院
著者
学部・講座・部門
施設
長谷川 毅
2015  年度
医学部 内科学 腎臓内科学
2015  年度
藤が丘病院
著者
学部・講座・部門
施設
吉村 吾志夫
2015  年度
医学部 内科学 腎臓内科学
2015  年度
藤が丘病院
雑誌名 昭和学士会雑誌
巻・号 76 巻      1 号
開始・終了ページ 開始 43  ページ /  終了  51  ページ
刊行年月 2016 年 02 月
言語 日本語
内容記述 持続的腎代替療法 (continuous renal replacement therapy, CRRT) を必要とする急性腎障害 (acute kidney injury, AKI) は高い死亡率をもたらす.その患者背景は多様であり,CRRT条件,開始・終了時期については基準が確立しておらず,治療に携わる医師の経験的判断に基づいているのが現状である.当院におけるAKIに対するCRRT施行例の実態把握を行うとともに,生存・死亡に関連する因子について検討する.当院において1年間にAKIでCRRTを施行した全例(43例)を後方視的に調査し,患者背景,CRRT条件,開始,終了時データ,予後についての実態を調査した.また,生存群と死亡群にわけ比較検討した.年齢の平均値は69 (±13) 歳,男性が32例 (74.4%),AKIの主因は敗血症が19例 (44.2%) と最も多かった.CRRT開始時の腎障害の程度はKidney Disease Improving Global Outcomes (KDIGO) Clinical Practice Guideline 2012のAKIステージ1が9例 (20.9%),ステージ2が7例 (16.3%),ステージ3が27例 (62.8%) であり,施行条件はCHDFが最も多く,濾過液流量と透析液流量の合計 (浄化量) 中央値は16ml/kg/hr,抗凝固剤は1例を除きメシル酸ナファモスタットを使用していた.出血性合併症を5例で認め,病院死亡は28例(65.1%)であった.生存群と死亡群の比較では,CRRT開始時の人工呼吸器装着 (8例,24例,P=0.03),尿量(0.4 (0.13~0.76) ml/kg/hr,0.15 (0~0.50) ml/kg/hr,P=0.01) およびAKIステージ (ステージ1:4例,5例,ステージ2:6例,1例,ステージ3:5例,22例,P=0.002) に有意な差を認めた.当院においてもCRRTを必要とするAKI患者の死亡率は高く,患者背景として高齢者が多い傾向にあり,AKIの原因は敗血症が多かった.死亡症例群では,人工呼吸器装着者が多く,CRRT開始時にAKIステージ3であった症例が多かった.本研究から現状を把握することで,患者予後改善のために適正なCRRT開始・終了,抗凝固剤,浄化量などを検討していく必要がある.
出版者 昭和大学学士会
ISSN 2187-719X
資源識別子URI http://researchers-achievements.showa-u.ac.jp/dispGyoseki/?item_id=1022961&item_no=1
査読 あり
論文種別 原著