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昭和大学研究者情報・業績集

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業績詳細

業績項目 学術雑誌論文(学内)
タイトル・書名 成人発症微小変化型ネフローゼ症候群の検討 発症時年齢と長期予後の関連
著者
学部・講座・部門
施設
小向 大輔
2014  年度
医学部 内科学 腎臓内科学
2014  年度
藤が丘病院
著者
学部・講座・部門
施設
吉村 吾志夫
2014  年度
医学部 内科学 腎臓内科学
2014  年度
藤が丘病院
著者
学部・講座・部門
施設
長谷川 毅


著者
学部・講座・部門
施設
廣瀬 真


雑誌名 昭和学士会雑誌
巻・号 75 巻      1 号
開始・終了ページ 開始 70  ページ /  終了  77  ページ
刊行年月 2015 年 02 月
言語 日本語
内容記述 成人発症微小変化型ネフローゼ症候群(成人MCNS)のステロイド反応性や長期予後についての報告は少ない。当施設において腎生検で診断した成人MCNS 68例について、寛解導入期間(治療開始から完全寛解までの期間)および寛解維持期間(完全寛解から初回再発までの期間)と、年齢をはじめとする患者背景因子との関連について解析した。年齢の中央値で若年群と高齢群の2群に分け寛解導入期間と寛解維持期間をカプランマイヤー法で解析したところ高齢群で寛解導入が有意に遅延していた。COX比例ハザードモデルを用いて寛解導入期間と寛解維持期間をそれぞれ従属変数とし、発症時の年齢、性別、血清アルブミン値、推定糸球体濾過量(estimated Glomerular Filtration rate:eGFR)、一日尿タンパク排泄量、ステロイドパルス療法施行を独立変数として解析した結果、高年齢、男性、eGFR低下が寛解導入遅延と相関を示した。一方で寛解維持期間と関連する因子はこれらの変数の中には認めなかった。治療内容、再発様式、累積prednisolone投与量は両群間に差を認めなかったが経過観察期間中の細菌感染症の頻度は高齢群で有意に増加していた。MCNSはステロイド薬への感受性が高く、本研究においても68例全例で少なくとも一度は完全寛解に到達し得たが、63.2%で再発がみられ、累積prednisolone投与量は経過観察3年目においても更に増加傾向を認めており、高齢群においても若年群と同様に増加する傾向が見られた。高齢者においては感染症をはじめとする有害事象に注意する必要があり、初期治療の段階から積極的な免疫抑制剤の併用によりステロイド薬の累積投与量を抑えるなど新たな治療レジメン開発の必要があると考えられた。(著者抄録)
出版者 昭和大学学士会
ISSN 2187-719X
資源識別子URI http://researchers-achievements.showa-u.ac.jp/dispGyoseki/?item_id=1017441&item_no=1
査読 あり
論文種別 原著